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Author:toro
細々と仕事をしながら生活をしている主婦です。母がガンに罹ってから6年。ターミナルの時期に突入したと思いきや、あっという間に逝ってしまいました。それでもちゃんと受け止めなくてはと覚書としてこれから書き残しておこうと思います。


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DATE: CATEGORY:心境
クールな物言いをしてしまいそうなのだが、母の死に接してみて、いろいろと感じたことがあった。

その中でも、一番感じたことは「死に様はその人の生き様を写し出す」ということ。

母の死というのは、とてもきっぱりしていた。
まさに計画通り? というような感じ。

ガンを患ったことについては、本人は不本意だと思っていたと思う。
「ゼッタイに治してやる」と思っていたことも知っている。

でも、着々と死への準備を進めていたことも事実で、「尊厳死の宣言」書にしてもそう。遺言書のようなものを残していたこともそう。
そして、自分の荷物を減らし始め、死を迎える10日くらい前からはアクセサリーなどの形見分けをし始めた。
3日前には、前記事に書いたとおりで自分の葬儀の指示も与えた。

母は私に対しては、自分の死が近いということを私は分かっていると理解していたようで、あれこれと言えたようだった。

しかし姉には現実味があまりなかったため、母は自ら、その日の4日前に「Mちゃん、もうダメだと思う」と姉に伝えていた。

看護師さんにもわざわざ「週末だと思うの」と言っていたらしいし。

そしてその時を迎えれば、家族が揃って見送ることができた。
まるで予定通り。スケジュール通りという感じだった。


母は物事を白黒はっきりとつけたがる性分だった。「いいものはいい、悪いものは悪い」といつもきっぱりと言ってみせた人で、そのはっきりと物を言う性格が人に好かれる格好となっていた。

お陰で葬儀には思いも寄らない数の人がきてくださったし、思いも寄らない数の花が集まった。

私にとっては、白黒はっきりつけたがる性分は、ややもすると人を傷つける結果にもなったので、母の嫌いな側面でもあった。

でも、それでも慕ってくれる人がたくさんいたんだなあ、と感慨が深くなった。


そしていま思うことである。

生きてきた姿勢がそのまま、死を迎えるときの姿に反映されると。

葬儀はほとんどオーダーメイドになってしまい、グズグズになったときもあったけれど、母らしい葬儀になったし、死を迎える前の母の言動や死を迎えたその瞬間も母らしいなと思った。

納得づくの死。

生きてきた姿勢を感じさせる死。


白黒はっきりとスケジュール通りに母は逝きました。



ちなみに、私の父は病院で一人でひっそりと息を引き取っています。
どうも一人で逝きたかったらしく、家族を家に帰らせたあと、
知らないうちに死んでいました。
人を寄せ付けない(外面はとってもよかったんですけどね^^;)、
コワーイ父の最期も、いま思うと父らしいな~と思います。

面白いですね。

おしまい。
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コメント

前の記事を読ませてもらって、本当にtoroさんのお母さんは強い人だったんだって思います。

>生きてきた姿勢がそのまま、死を迎えるときの姿に反映されると。

そうできれば、人生、幸せだったと思えるのじゃないかな。
最期まで強気で生きられた、本当は怖いだろうけど、凄い精神力だよね。ある種カッコイイ!

ただね、脳がまともならだね。
家の母も同じ、強い母だったの。でも、今は全く別人。
全く、母らしくない日々。
娘の私でさえ、哀れさえ感じるのです。
そうあっても死ぬことはできない。
そうなっても生きないとならないのか?
生きるということ、日々考えさせられます。

私・・・ぴんぴんころり!がいいな。

こぎんさん。
強い人だったのだろうと思います。…実は私は白黒つけたがる性格は弱さの表れなのではないかと思っていたんですよー。弱いからきっぱりと物を言いたがると。
でも、母の最期を思い出してこうやって書いてみると、確かに強い人だなって思います。最期まで頑張ってた…。

脳はね…難しいですね^^;
「痴呆」というのは、死への助走と思っていましたが、それだけではなく、回りの人にいろいろなことを考えさせられますよねー。

一番に思うことは「一人の人としての尊厳」かなあ。
どんな状態になっても、人として守らなければいけないものってあると思っています。

私は…ちゃんと自分の死を受け止めながら死にたいっす~^^; あと、人知れずに。

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