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Author:toro
細々と仕事をしながら生活をしている主婦です。母がガンに罹ってから6年。ターミナルの時期に突入したと思いきや、あっという間に逝ってしまいました。それでもちゃんと受け止めなくてはと覚書としてこれから書き残しておこうと思います。


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DATE: CATEGORY:母の一日
ちょうど一年前に母にガンの転移が見つかり、さあ、どうするか、ということになった。

母のガンは原発は乳がん。
次に悪性リンパ腫に罹り(これは寛解)、
そして昨年、転移性骨ガン、転移性肝臓ガンが見つかった。
見つかったきっかけは、首の骨の激しい痛み。
骨ガンはガンのなかでも痛みがひどいものなのだという。その痛みに耐えかねて大学病院を訪ねてみれば、あえなく転移が見つかったということだ。

がん治療については、本人が事細かに調べていて、体に負担が少なく、だけど効果が上るものを常に考えていたようだった。
抗がん剤治療を拒否していた母は、抗がん剤で免疫力が下がるのを恐れ、さらに言えば60代も半ばを過ぎ、体力が落ちることのほうが問題であると判断し、抗がん剤治療を拒否していた。

セカンドオピニオンを受けたお医者さまも抗がん剤治療に疑問を抱いていた人だったので、その人の意見をずいぶんと尊重した形となった。

そして、術後5年を迎えようというときに転移が見つかった。

それから、一年前の今ごろから、私の毎日の実家参りが始まるのである。

骨ガンについては、放射線治療が有効であるということを母は調べていて、しかもピンポイントで治療ができるようになっているということであったので、その治療を受けることになった。

放射線治療を担当した先生も、治療方針をとても明快に解説してくれる人だったので、母も気に入ったようであった。

しかし、その治療が母の体に多大なダメージを与えた。

それは「味覚障害」。

頚椎と腰に骨ガンが見つかり、とくに頚椎は折れたら死んでしまうということで、その治療の急を要した。その頚椎への放射線照射が思いのほか強く、喉を痛めてしまう結果となったのだ。

そして食べることが大好きだった母の楽しみを奪ってしまった。
それからというもの、食が細り始めただけではなく、妙な味のするものを食べたがった。最期のほうでは、味の強いもの。キムチとか、スープカレーとか、明太子とか、そんなものではないと味を感じないので、偏食ばあさんになってしまった。

そんなことをしているうちに、見る見るやせ細っていくし。

味覚障害が食欲を減退させたともいえるが、ガンがやっぱり勝っていったんだと思う。ガン性の衰弱で食べ物を受け付けなくなり、、、そして……ということだ。

胃腸、消化器系は全く悪いところがなかった母である。
「乳がんは、食べられるからいいわよね」とも言っていたのに。

QOLの高さを保とうと思っていても、ダメなものはダメなんだなと思ったことであった。
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