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細々と仕事をしながら生活をしている主婦です。母がガンに罹ってから6年。ターミナルの時期に突入したと思いきや、あっという間に逝ってしまいました。それでもちゃんと受け止めなくてはと覚書としてこれから書き残しておこうと思います。


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O先生の新刊が出るのに合わせて書こうと思っていたのだが、現物が手に入らず。オススメの本にもリンクした「いのちはなぜ大切なのか(ちくまプリマー新書)」。

夫よ~、まだ手に入らんぞ(笑) 大丈夫か、筑摩。

ということで内容が分からないままに、オススメしてもと思うのだが、ま、いいや。

以前にもO先生のことは書いてあるし(?)


さて、お世話になった方々の三番目は、緩和ケアのお医者様である。母の最期の1ヶ月間。週に一度の割合で往診してくださった。実家で会ったのは合計5回になるか…。

とにかく緩和ケアに対しては第一人者であると思う。O先生が言うには「麻酔医で緩和ケア…と言っている人がいるけれど、単に痛みをコントロールすることだけが緩和ケアではない」んだそうだ。心の部分までケアすることが必要であるということ。ただ痛みがコントロールできたとしても、すべての不安が払拭されるということではない。そこを勘違いしてはならない…というようなことを言っていた。ある医師を例にして…(それは誰かは言えないけれど^^;)。


母とO先生のやりとりを見ていて思ったことである。
とにかく母の話を聞いてくれるのだ。聞いて同意することによって、患者さんの心を開いていって、何が不安なのか、何が問題なのかを分かろうとする。そして、患者さん自身にもその問題点を理解させようとする…そんな感じだった。

そうすることによって得られた効果…それは信頼や信用以上に、痛みの軽減につながったと思った。

素人考えであるから当てはまらない点もあるかもしれないが、たぶん、母の病状から考えれば相当痛みはあったはずなのだ。母の我慢強さというのも加えたとしても、相当痛かったはず。それでもビックリするくらいの痛み止めは処方されていなかった。

調べれば、とにかく痛がる患者さんは多いらしい。そのために強い痛み止めを施す場合があるようである。

ところが母はあまり痛がらなかったし、先生が処方してくれた薬を飲めば、すううと眠ってしまうような状態だった。

眠っていれば痛くない、ということもあるだろう。眠れないほどの痛みではないということもあるかもしれない。でも、驚くほどの痛み止めは処方されていなかった。

なぜか。

おそらく、先生とのおしゃべりに隠されていたんだと思う。おしゃべりすることで緩和されていたんだと思う。

往診のたび、1時間は辛抱強く母の話を聞いてくれていた。娘の私たちはといえば、もう散々聞いている話だったので、聞く気にもならない内容の話であったが。

それを「癒し」という人がいるかもしれないが、それは私には分からない。本質的に完全なる癒しっていうのはないと思うし。

やっぱり「緩和」のほうがイメージは近い。痛みの緩和、苦しみの緩和。癒されはしないけど、和むって感じ?…そんな感じなんだろうな。



さて、カテゴリは「介護保険」である。なぜ介護保険にしているかというと、O先生の往診も介護保険でまかなわれているからだ。

介護保険のサービスの中に「居宅療養管理指導」というのがある。「医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士などが居宅を訪問し、療養上の管理や指導を行う」というものだ。これを利用して往診をお願いするという形になった。

これは往診が始まってから知ったことだったので、往診に来ていただいた最初の日に先生から説明を受けて「え、そんなサービスがあるんですか?」と驚いた。早速、お世話になっていた保健師さんに連絡をして、「これこれこういうサービスを受ける形になるんだけど、ケアプランとしては大丈夫なの?」と問い合わせる始末(笑)

そして、その保健師さんもよく知らなかったようで、「あ、え? ちょっと調べてみます!」と…。調べてみれば大丈夫な話であったわけで。

ただサービスの限度(月2回まで)はあるので、限度を超えたら「医療保険」でまかなうということになる。


O先生に来てもらえるようになった経緯を書けば、強引な私の問い合わせ&代理外来にあった^^; 「この先生しかいない!」と思い込んだ私のお願いの仕方は、結構強引であったようで…往診三回目の夜、先生は「ストーカーに遭ったみたいなもんですよ(笑)」と言っていた。

あたしゃストーカーかい。


後になってみれば笑い話になるけれど、でもきっとあとで笑い話にしようと、そんなことも思いながら先生は言ったんだろうなと思う。何たって同世代だったし。


O先生、会ってくれて、そして来てくれてどうもありがとう!!!!
先生に出会えて、私も緩和されましたよ~。


おしまい。
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